CHANNEL MIYABI
西陣の匠と歩く「応仁の乱」の舞台
京都・西陣生まれ西陣育ち。「西陣織工業組合」の本部理事や総代などを務め、西陣織を世界へ。また新たなる可能性を追求し、さまざまな製品開発にも尽力されてきた“西陣の匠”財木孝太氏をゲストディレクターにお招きし、京都の歴史を変えたあの大戦乱「応仁の乱」の舞台・西陣を歩きました。
●戦いはここから始まった! 開戦の地「上御霊神社」
●合戦跡の記憶「百々橋の礎石」
●西軍の将「山名宗全」が陣を構えし邸宅跡
●奇跡⁉ 天明の大火を回避した”焼けずの寺”「本隆寺」
●戦いの炎から免れた洛中最古の寺「大報恩寺」(上京区七本松通今出川上ル)
●西軍が布陣した城「船岡山城」跡
●応仁の乱で荒廃した京の飢人を救った1000年以上の老舗 「あぶり餅 元祖 一文字屋和輔」
【財木孝太 プロフィール】
1945年 京都の西陣で明治40年(1907年)に創業された織屋の3代目として生を受く
1973年 朝倉商事(株)退社後家業の (有)山丹製織所を継承、同年、同社社長に就任
28歳から西陣織工業組合の役員として新商品開発、ネクタイ貿易委員会、ブランド推進委員会、販売促進委員会、デザイン開発委員会の委員長に就任。その後ネクタイ部部会長、西陣織工業組合本部理事、総代を務め産地活性化委員長として西陣織海外展を開催。
その他、西陣織物健康保険組合の理事、財団法人西陣織物館の理事、西陣産業復興株式会社理事、日本染色意匠保護協会理事ほかさまざまな役職を務めた。